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古代地底層「吉田貝層」に豊富なミネラルが「なた豆」を大きく成長させ栄養価も高める!
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さやの長さ40cm!
日本一大きな薩摩の「なた豆」
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日本では、なた豆は中国、四国、九州などで栽培されてきました。しかし、さやの長さが40cmにもなるものは、鹿児島市で生産されているなた豆だけです。
もともと鹿児島県の吉田町という自治体が、平成九年より、町おこしの一環として、なた豆生産を始めたのがきっかけです。平成一六年、吉田町が鹿児島市と合併してからも、なた豆生産農家は着実に増え続け、それらは、なた豆茶やなた豆歯磨き剤として加工され、薩摩(鹿児島県)の特産品として、全国で販売されています。
さて、吉田地区のなた豆が、ほかの地域に比べて大きく成長するのは、その土壌に秘密があるといわれています。まず、鹿児島県は南九州一帯に広がるシラス台地の一部を構成しています。
シラス台地とは、古代に活動していた火山の噴出物が堆積した土壌で、水はけがよいのが特徴です。鹿児島県の特産品として全国的に有名なサツマイモや桜島大根も、シラス台地で育てられています。
それに加えて、なた豆の産地である吉田地区は、この土地にしかないすぐれた特徴をもっています。それが、吉田貝層の存在です。
吉田貝層はシラス地層の下に広がる古代海底層で、二〇万年前に海底が隆起してできたといわれています。古代の貝類や魚類、海藻などが堆積してできた地層なので、カルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
こうした吉田貝層に含まれるミネラルが、豊かな地下水として地上にしみ出し、なた豆を大きく成長させると考えられています。
当然のことながら、これらのミネラルは、なた豆にも豊富に含まれます。それを私たちがお茶などにして利用することで、現代人に不足しがちなミネラルを補うことが可能になるのです。
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掲載協力 : 『はつらつ元気』2008年11月号(特別付録)
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