刀豆ナタマメ協会 Sword bean association
鹿児島の大地の力で身体を癒す。
■ 腎機能を強化 ■
腎機能を高める作用のあるなた豆茶を飲むとむくみがよく取れ下肢の痛みも軽減!
膝痛が改善した例もある
指宿そらまめクリニック院長・医学博士 井上隆人
腎臓病で透析している私自身が効果を実感!
 医者の不養生というのでしょうか。私は無茶な生活を続けているうちに糖尿病になり、その合併症で腎臓を悪化させ、透析を受けるようになりました。腎臓病は気づかないうちに進行しますので、みなさんは私を反面教師として、予防につとめていただきたいと思います。
 あるとき、そんな私に、おばあちゃんの患者さんが「腎臓にはなた豆がいいよ!」と教えてくれました。さっそく調べてみると、なた豆は私のクリニックがある鹿児島県の特産品だということがわかりました。
 さらに、なた豆に関する文献を調べました。一般に、なた豆は歯槽膿漏や蓄膿症などの膿取り効果で知られていますが、おばあちゃんの患者さんが教えてくれたように、腎臓病への効果があることもわかりました。
 膿というのは体内の老廃物ですが、腎臓はまさに老廃物を浄化する器官です。したがって、膿を取るなた豆が腎臓病によいというのは納得がいきます。そこで、私もなた豆茶を愛用するようになりました。
 腎臓病の自覚症状としてはむくみがあります。しかし私の場合、なた豆茶を飲むと、足のむくみがよくとれますし、下肢の痛みも和らぎます。下肢の痛みは、目に見えないむくみの原因だったりするので、そこに作用したのではないかと思います。
 脳梗塞の後遺症で外出できず、家の中で座りっぱなしの人や看護師さんのように立ちっぱなしの仕事をしている人も足がよくむくみます。こうしたむくみにも、なた豆は有効です。
 膝痛の患者さんが、なた豆茶を飲んでよくなったケースもあります。なた豆で腎機能が高まり、膝の血流やリンパ液の流れがよくなったため、痛みが緩和されたのだと考えられます。
なた豆は「薬の宝庫」の鍵を開け病を癒す!
 なた豆の効能については、科学的なアプローチも行われており、血行促進作用のあるカナバニンや抗腫瘍作用のあるコンカナバリンAなどの有効成分が発見されています。しかし、なた豆が効くのは、こうした有効成分の働きだけではありません。
 私はもともと外科医でした。その経験から思うのは、医者が行うのは悪いところ切って、縫合するまでで、傷そのものを治しているのは患者さん本人だということです。
 人間の体は「薬の宝庫」で、さまざまな治癒のメカニズムが備わっています。その鍵を開けるのが、なた豆や漢方薬やハーブなどです。これは東洋医学の基本的な考え方だと思います。
 中国の『本草網目』という古い薬草図鑑には、なた豆(刀豆)には「腎を益し元を補う」という記述があります。
 東洋医学では、生命力(気)が腎に蓄えられると考えますが、なた豆のこのような力が、「薬の宝庫」の鍵を開けるのではないかと私は考えます。
 また、なた豆は鹿児島市吉田地区にある吉田貝層という古代の地層の上に育てられています。この貝層にはミネラルが豊富ですが、それらを吸い上げて、なた豆は大きく成長します。
 吉田地区のなた豆畑は、私も見学させていただきましたが、畑に入ると、とてもおだやかな「気」を感じました。それらも、良質のなた豆を作る条件になっているのではないでしょうか。
 最後に、病気を未然に防ぐには、決して無理をせず、休む「勇気」が必要です。私自身の反省でもありますが、人は仕事が予定どおり進まなかったりすると、ついがんばってしまうものです。そこをあえて勇気をもって休んでほしいと思います。
井上隆人(いのうえ・たかと)
1954年福岡県生まれ。福岡大学医学部卒業、同大学院修了。1986年藤井病院開設。1988年産業医取得。1990年井上病院開設、外科認定医取得。1992年健康スポーツ医取得。1994年温泉療法医取得。2007年指宿そらまめクリニック開設。プロポリスを用いた治療の第一人者として知られる。その他のサプリメントにも造詣が深く、最近は、なた豆を研究中。医学博士。
掲載協力 : 『はつらつ元気』2008年11月号(特別付録)

(C)2008 刀豆ナタマメ協会