なた豆ってなんだろう?
なた豆は福神漬けの材料の一つであるなど日本人にはなじみのある食材でしたが、すっかり忘れ去られてしまいました。しかし、2008年NHK大河ドラマ『篤姫』になた豆が薩摩の縁起物として登場するなど、今再び全国的な注目が集まっています。薩摩地方では昔からなた豆の若いさやを漬け物にして食べる習慣があり、また「膿取り豆」として民間療法にも用いてきました。歯槽膿漏(歯周病)、蓄膿症、痔など、膿のたまる病気によく効くといわれますが、その効能のメカニズムは現代科学によって少しずつ解明されつつあります。
大きく成長したなた豆のさやは40cm以上にもなりますが、これほど大きなものは薩摩のなた豆だけ。鹿児島市吉田地区の吉田貝層(古代海底層)に含まれる豊富なミネラルが、なた豆をここまで大きく成長させるのだといわれています。 今までなた豆を知らなかった人も、ぜひその素晴らしさを知ってください。
「なた豆」の歴史や優れた効果をご紹介します。
掲載協力 : 『はつらつ元気』2008年11月号(特別付録)