全国薬草シンポジウムとは

　食の意味は、単にカロリーを得る事ではなく、健康な体を作る事にあります。
　全国薬草シンポジウムは、「健康は食を正しくする事で得られる」ということを理解いただき、健康増進を図ることを目的として設立されました。
　その目指すところは以下となります。
　100歳を超えた人たちが多く見られるようになった現在、その人たちが健康で、自分の事はもとより他人を労れる人になれる、また、若い人が100歳を超えて健康長寿を続けることができる、そのような方法論等を流布させます。
　さらには、そのノウハウを村おこしに繋げ、価値ある山村、町、市にするための知識や技術を習得していただく活動を支援します。各地域が健康長寿を得られる生活を送れる環境を作り上げ、その結果として日本各地に健康村が出来上がる事を目的とします。

全国薬草シンポジウムの主旨

　各地で健康のために活動している各々のグループが、独自で活動していたのでは力も弱いし、発想も限定的になってしまいます。優れた薬草があっても、広く知られず、その料理法も発掘されていない事例は全国で数多く見られます。
　 せっかく良い素材・料理であっても料理方法が古いままでは、若者を引きつけることは出来ません。誰もが知っている料理方法以上の、より美味しく、より美しい料理法を探求することが大切なのです。
　 全国薬草シンポジウムは、薬草を美味しく且つ健康素材として利用し、真の健康村を作ることを目的に、人々が集まり、お互いに啓蒙しあい、各地の活動を誇負し、ますます盛んに活動することを目的に開催されるものです。
崇城大学名誉教授（特任教授）　村上光太郎

崇城大学 薬学部 薬学科 特任教授／薬剤師／薬学博士 村上 光太郎　むらかみ　こうたろう

1945年	広島県生まれ
1968年	徳島大学薬学部製薬化学科卒業後、徳島大学大学院薬学研究科入学、 徳島大学薬学部助手を経て、2005年　崇城大学薬学部教授に就任。
2008年	日本生薬学会功労賞受賞
2015年3月	崇城大学薬学部教授定年退職後　崇城大学特任教授に任命。

長年、全国各地の民間薬調査、薬用植物分布調査を行い、国内外において生薬の効能の解明普及に努めている。主な著書『「焼き」くだもので10歳若返る』（祥伝社）、『薬草療法ハンドブック』（法研）、『徳島県薬草図鑑』（上下巻、徳島新聞社）、『食べる薬草事典』（農文協）、『地球は大きな薬箱』（叢文社）など多数。

全国薬草シンポジウムの歩み

第1回大会　熊本県玉名市　2012年2月

日時：平成24年2月18日（土）
基調講演　『地球は大きな薬箱～薬草で村おこし、健康おこし』
講師：崇城大学 薬学部 教授　村上光太郎氏
パネルディスカッション
・宮永マス子氏（熊本県玉名市　小岱山薬草の会　会長）　他4名
◇薬草料理交流会
主催：新玉名駅開業イベント実行委員会
共催：薬草と温泉の郷協議会、熊本県玉名地域振興局、玉名市
後援：崇城大学、長崎大学、九州看護福祉大学、熊本日日新聞ほか

第2回　徳島県上勝町　2013年6月

日時：平成25年6月22日（土）～6月23日（日）
＜1日目＞
場所：福原ふれあいセンター
基調講演　『里山の山野草が特産品に変わる』
講師：崇城大学 薬学部 教授　村上光太郎氏
パネルディスカッション
・コーディネーター　橋本敏弘氏（徳島文理大学薬学部教授）
・パネリスト　岐阜県飛騨市、熊本県玉名市等、県内外の五名の方々
◇薬草立食交流会
＜2日目＞
◇町内見学
◇徳島文理大学薬草園見学
主催：上勝薬草研究会

第3回　岐阜県飛騨市　2014年

日時：平成26年5月31日（土）～　6月1日（日）
＜1日目＞
◇全国の取り組み紹介・物産販売・薬草展示等
　場所：飛騨市文化交流センター
◇シンポジウム
　場所：飛騨市文化交流センター
オープニングセレモニー
実行委員長あいさつ
基調講演　『薬草でまちおこし健康おこし ～薬草健康村構想～』
　講師：崇城大学 薬学部 教授　村上光太郎氏
パネルディスカッション
・宮永マス子氏（熊本県玉名市　小岱山薬草の会　会長）
・関口安隆氏（徳島県上勝町　月ヶ谷温泉「月の宿」料理長）
・大場敏江氏（長崎県島原市　NPO法人島原薬草会　事務局
・田口孝夫氏（日本絵手紙協会　専属講師）
・宮下朝子氏（かわい野草茶研究グループ　代表）
◇薬草料理交流会
＜2日目＞
◇薬草を学ぶ健康まちめぐり
飛騨古川の街並みに、薬草と健康をテーマにしたさまざまなスポットを自由に散策いただけます。
共催:飛騨市／全国薬草シンポジウム 2014 in 飛騨実行委員会
後援:熊本県　崇城大学／岐阜県
協力:アルプス薬品工業株式会社

第4回　長崎県島原市　2015年11月

日時：平成27年11月7日（土）～11月8日（日）
場所：島原市有明総合文化会館
＜1日目＞
◇第一部　薬草と人・健康
基調講演「薬草で人も地域も皆元気！」
崇城大学特任教授　村上光太郎氏
◇第二部　薬草と人・まちづくり
講演/情報交換　各地の取り組み事例代表者
＜2日目＞
旧島原薬草園跡をメインに市内各地で「しまばら薬草フェア・まちめぐり」を開催し
薬草茶・薬草菓子試食、薬園での薬草見学講座などを開催いたします！
主催：NPO法人　島原薬草会
共催：島原健康半島構想推進協議会

第5回　鹿児島県姶良市　2016年9月第5回大会レポートはこちら

日時：平成28年9月10日（土）～9月11日（日）
＜1日目＞
◇シンポジウム
場所：姶良市加音ホール
基調講演 講師　村上 光太郎氏（崇城大学 薬学部 薬学科 特任教授）
パネルディスカッション
コーディネーター　原口 泉氏（鹿児島県立図書館長）
パネラー　村上 光太郎氏（崇城大学 薬学部 薬学科 特任教授）
千葉 しのぶ氏（NPO法人「霧島食育研究会」）
◇薬草料理を楽しむ交流会
場所：フォンタナの丘かもう
＜2日目＞
◇村上先生と巡る薬草の森散策
場所：鹿児島県県民の森
◇島津義弘公武者行列
場所：加治木護國神社〜加治木駅前〜精矛神社
◇薬草商品と姶良市特産品等の販売
場所：フォンタナの丘かもう
主催：全国薬草シンポジウム2016 in あいら実行委員会
共催：姶良市
後援：鹿児島県、鹿児島大学農学部、三洲同盟（日置市、湧水町、えびの市）、（公財）かごしまみどりの基金、（公社）鹿児島県森林整備公社（鹿児島県県民の森）、鹿児島県森林組合連合会、（公社）鹿児島県観光連盟、鹿児島県特産品協会、鹿児島県ホテル旅館生活衛生同業組合、姶良市商工会、姶良市特産品協会、姶良市観光協会、姶良西武森林組合、あいら農業協同組合、加治木ロータリークラブ、姶良ロータリークラブ、加治木ライオンズクラブ、姶良ライオンズクラブ、南日本新聞社、NHK鹿児島放送局、MBC南日本放送、KTS鹿児島テレビ、KKB鹿児島放送、KYT鹿児島読売テレビ、エフエム鹿児島、南九州ケーブルテレビネット株式会社、刀豆ナタマメ協会

第6回　岡山県真庭市　2017年9月開催予定