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薩摩なた豆の効能が歯周病治療に大いに注目されています!

2011/11/30


最新データを学会で報告

 

 

歯周病と糖尿病は互いに悪化を促す

 

国民の70~80%が発症しているとされる歯周病は、歯周病を特有に起こす原因菌が、歯を支える骨や歯ぐきに炎症を引き起こす病気です。 さらに問題なのは、歯周病は全身の病気の悪化にまで密接に関係しているということ。
一例をあげれば、炎症で生じた物質がインスリンというホルモンを効きにくくして、糖尿病の進行を助長します。
そのほか、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを増したり、女性が早産をして、低体重児を出産する可能性を高める。
高齢の方に多い病気では、骨粗しょう症等も、歯周病との関連が指摘されています。

 

薩摩なた豆エキスを用いた実験

 

歯周病は慢性病であるだけに、日常の歯磨きのほか、うがい薬などを補助的に使用しながら、改善・管理を進めていきます。 そこで望ましいのは、体におだやかに作用しながら、歯周病の原因菌の活動を抑えて炎症を鎮静化へ向かわせること。
そうした治療を実現するうえで注目しているのが、鹿児島県で昔から栽培されている薩摩なた豆です。 現段階までの研究でも注目に値する結果が認められており、日本歯周病学会学術大会にて、詳細を報告させていただきました。
そのあらましを紹介すると、四つのグループのラットに、それぞれに以下のものを投与して歯周組織の経過を観察しました。

①シロップ(成分を混ぜるための基材)+歯周病の原因菌
②シロップ+歯周病の原因菌+薩摩なた豆エキス
③シロップのみ
④何も与えない

その結果として考察ができたのは、薩摩なた豆エキスを投与したグループでは、歯槽骨の吸収抑制が見られたということ。
歯周病の原因菌のみを与えたグループと比較して、歯槽骨の残存の状態には明らかな差がありました。
歯周病の効果的な予防・治療において、なた豆の活用がどのように貢献をするか。
その可能性を探るうえで、一定の評価が与えられるデータがまとまったと考えています。

 

薩摩なた豆の効能評価を確立

 

これまでの薩摩なた豆の分析では、カナバニンの他、コンカナバリンAなどの成分が、抗腫瘍や抗炎症に働くことが指摘されているようです。 同時に、鹿児島県の土壌ならではの多彩なミネラルを含有していることも、すぐれた膿み取り作用の理由としてあげられています。 こうした薩摩なた豆の有効成分を正確に突き止めて、それらの作用のメカニズムを解明していくこと。
さらに、ゆくゆくは臨床テストによって効能を実証すること。 それが今後、私たちが取り組んでいきたい重要な研究テーマであり、なた豆ならではの膿み取り作用にはさらに注目をしていきます。
病院での治療や定期検査に加えて、歯周病を警戒させるなた豆効能を科学的に証明できれば、多くの患者さんにとって実に喜ばしいお知らせとなることでしょう。

 

薩摩なた豆畑にて

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